約2分で読めます
住宅ローン返済額の計算方法・元利均等と元金均等の違い
住宅ローンの返済方式は2種類
住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2つがあります。どちらを選ぶかで毎月の返済額や総返済額が変わるため、仕組みを理解しておくことが大切です。
| 方式 | 毎月の返済額 | 総返済額 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 元利均等返済 | 一定 | やや多い | 返済計画が立てやすい |
| 元金均等返済 | 徐々に減る | やや少ない | 初期の負担が大きい |
元利均等返済とは
元利均等返済は、毎月の返済額(元金+利息)が一定になる方式です。返済額が変わらないため家計の管理がしやすく、日本では最も一般的です。
ただし、返済の初期は利息の割合が大きく、元金がなかなか減りません。そのため総返済額は元金均等返済よりやや多くなります。
毎月返済額は次の式で計算します。
毎月返済額 = 借入額 × 月利 × (1+月利)^回数 ÷ ((1+月利)^回数 − 1)
※月利 = 年利 ÷ 12、回数 = 返済年数 × 12
計算式が複雑なので、住宅ローン計算ツールに借入額・金利・返済期間を入れれば、毎月返済額と総返済額をすぐに確認できます。
元金均等返済とは
元金均等返済は、毎月返す元金を一定にする方式です。元金を回数で割った額に、その時点の残高に対する利息を上乗せします。
最初は残高が多いため利息も多く、毎月の返済額が大きくなりますが、返済が進むにつれて利息が減り、返済額もどんどん軽くなります。総返済額は元利均等より少なくなる傾向があります。
金利と期間の影響
返済額は「借入額」だけでなく「金利」と「返済期間」に大きく左右されます。
- 金利が上がると — 利息が増え、毎月返済額・総返済額ともに増える
- 期間を延ばすと — 毎月の負担は軽くなるが、利息の支払総額は増える
- 期間を短くすると — 毎月の負担は重くなるが、総返済額は減る
無理のない毎月返済額と、総返済額のバランスを取ることが重要です。いくつかの条件で住宅ローン計算ツールを試し、シミュレーションして比較するとよいでしょう。
まとめ
- 返済方式は元利均等(返済額一定)と元金均等(元金一定)の2つ
- 元利均等は計画が立てやすいが総返済額はやや多い
- 元金均等は初期負担が重いが総返済額はやや少ない
- 金利・期間で返済額は大きく変わる
- 住宅ローン計算ツールで条件別に試算できる