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安全なパスワードの作り方|突破されにくいパスワードの条件と管理術
なぜパスワードが破られるのか
不正アクセス事件の多くは、パスワードの漏洩や推測が原因です。IPA(情報処理推進機構)の調査によると、パスワードに関連するセキュリティ被害は年々増加しています。特に多いのが次の3パターンです。
- 単純なパスワード — 「123456」「password」「qwerty」などは辞書攻撃で一瞬で突破される
- 使い回し — 1つのサービスが漏洩すると、同じパスワードを設定した全サービスに侵入される
- 個人情報の利用 — 誕生日、電話番号、ペットの名前はSNSから簡単に推測できる
安全なパスワードの4つの条件
1. 12文字以上にする
現在のコンピュータ性能では、8文字の英数字パスワードは数時間で総当たり解析が可能です。12文字以上にするだけで、解析に数百年以上かかるようになります。16文字以上がさらに理想的です。
2. 大文字・小文字・数字・記号を混ぜる
使用する文字種が多いほど、パスワードの組み合わせは飛躍的に増えます。英小文字だけ(26種)と、英大小文字+数字+記号(約90種)では、12文字の場合に10の15乗倍もの差が生まれます。
3. 意味のある単語を使わない
辞書攻撃は、実在する単語やよく使われるフレーズを組み合わせて試します。「Sakura2024!」のような一見複雑なパスワードも、辞書攻撃には脆弱です。ランダムな文字列が最も安全です。
4. サービスごとに異なるパスワードを使う
1つのパスワードが漏洩しても被害を最小限に抑えるため、サービスごとに別のパスワードを設定しましょう。覚えられない場合はパスワードマネージャーの利用がおすすめです。
パスワードを簡単に生成する方法
条件を満たすパスワードを自分で考えるのは大変です。パスワード生成ツールを使えば、長さ・大文字・小文字・数字・記号の有無をカスタマイズして、安全なランダムパスワードをワンクリックで作成できます。ブラウザ上で生成されるため、パスワードがサーバーに送信されることもありません。
パスワード管理のベストプラクティス
- パスワードマネージャーを使う — 1Password、Bitwarden、OS標準のキーチェーンなど
- 二段階認証(2FA)を必ず設定する — パスワードが漏れても不正ログインを防げる
- 定期的に漏洩チェックする — 「Have I Been Pwned」で自分のメールアドレスが漏洩していないか確認
まとめ
- パスワードは12文字以上・英大小文字+数字+記号の組み合わせで
- 意味のある単語や個人情報は使わない
- サービスごとに異なるパスワードを設定し、パスワードマネージャーで管理
- パスワード生成ツールを活用すれば安全なパスワードが簡単に作れる